日割り計算

家賃や管理費、月額料金、給与を日数で割って計算します。入居日や退去日を入れると、その月の日数で割る方法、30日で割る方法、年額を365日で割る方法の結果を並べて表示するので、契約書の方式とすぐに照らし合わせられます。

日割りする期間
1日あたりの計算方法
1円未満の端数
—
—日割りの日数
—家賃の日額
—家賃の日割り
—管理費・共益費の日割り
計算方法による違い(家賃+管理費等)
計算方法日割り額差額
どの方法を使うかは賃貸借契約書で決まります。「日割り計算」の欄や特約を確認してください。

日割り計算の使い方

  1. 「家賃・月額料金」を選び、家賃と管理費・共益費(ある場合)を入力します。
  2. 「入居日から月末」「月初から退去日」「期間を指定」のいずれかを選び、日付を入れます。
  3. 契約書に合わせて「1日あたりの計算方法」と「1円未満の端数」を選ぶと、日割り額・日額・計算式が表示されます。下の表で3つの計算方法の差も確認できます。
  4. 給与を日割りするときは「給与」を選び、月給、基準日数の決め方、在籍日数または出勤日数を入力します。

家賃の日割り計算の方法と計算例

家賃の日割りは「月額家賃 ÷ その月の日数 × 住む日数」で計算するのが一般的です。たとえば家賃 80,000円の部屋に 2026年10月20日から入居する場合、10月は31日まであるので、20日から31日までの12日分で 80,000 × 12 ÷ 31 = 30,967.74…円、1円未満を切り捨てて 30,967円になります。入居日と退去日も1日として数えます。

契約によっては、月の日数に関係なく「30日」で割る方式もあります。同じ例なら 80,000 × 12 ÷ 30 = 32,000円で、31日の月は30日割りのほうが高く、2月(28日)は安くなります。年額(家賃 × 12)を365日で割る方式では 80,000 × 12 × 12 ÷ 365 = 31,561円です。どの方式かは賃貸借契約書の「賃料の日割り計算」の条項で確認できます。

日額を先に1円未満で処理してから日数を掛ける管理会社もあります。80,000 ÷ 31 = 2,580.64…円を切り捨てて 2,580円とし、12日分で 30,960円です。このツールではチェックボックスで両方の計算に切り替えられます。

入居時の初期費用と退去時の日割り

月の途中に入居すると、契約時に「入居月の日割り家賃」と「翌月分の家賃(前家賃)」をまとめて支払うことが多く、初期費用が高く見えます。20日以降の入居では、日割り分に翌月分を加えた金額を請求されるのが一般的です。管理費や共益費も家賃と同じ方法で日割りされることがほとんどです。

退去時は、退去日(解約日)までを日割りする契約と、退去月の家賃を1か月分まるごと支払う「月割り」の契約、15日を境に半月分とする「半月割り」の契約があります。月割りの契約では月末近くまで住んでも負担は変わりません。解約予告期間(1か月前など)とあわせて、契約書の特約を確認してから退去日を決めましょう。

民法では、家賃などの法定果実は「収取する権利の存続期間に応じて、日割計算により」取得すると定められています(民法第89条第2項)。ただし、何日で割るか、端数をどう処理するかは法律で決まっておらず、契約によって異なります。

給与の日割り計算(中途入社・退職月)

月給制で月の途中に入社・退職したときの日割り計算も、労働基準法に決まった方法はなく、就業規則や賃金規程で定めます。主な方法は、その月の暦日数で割る方法、その月の所定労働日数で割る方法、月平均所定労働日数で割る方法の3つです。

月給 300,000円で、31日ある月に20日在籍した場合、暦日数方式では 300,000 × 20 ÷ 31 = 193,548円(切り捨て)です。所定労働日数が21日の月に15日出勤した場合、所定労働日数方式では 300,000 × 15 ÷ 21 = 214,285円になります。

月平均所定労働日数は「(365日 − 年間休日)÷ 12」で求めます。年間休日が120日なら 245 ÷ 12 = 20.41…日です。月によって日額が変わらないため、残業代の基礎となる1時間あたりの賃金の計算にも使われます。

よくある質問

家賃の日割りは何日で割るのが正しいですか?

法律で決まった方法はなく、賃貸借契約書の定めによります。実際の日数(28〜31日)で割る方式が多く、30日固定や年額÷365日の方式もあります。契約書に記載がなければ管理会社に確認してください。

入居日と退去日は日割りの日数に含まれますか?

一般的には含まれます。10月20日入居なら10月20日から31日までの12日分、3月15日退去なら3月1日から15日までの15日分です。

1円未満の端数はどう処理しますか?

切り捨てが多いですが、四捨五入や切り上げの契約もあります。また、日額を先に端数処理してから日数を掛けるか、最後に一度だけ処理するかでも数円の差が出ます。

管理費・共益費も日割りになりますか?

多くの場合、家賃と同じ方法で日割りされます。このツールでは家賃と管理費等を別々に計算し、合計も表示します。

月の途中で退職した場合の給料はどう計算しますか?

会社の就業規則で決まった方法(暦日数、所定労働日数、月平均所定労働日数など)で日割りします。「給与」タブで月給と日数を入れると計算できます。

2月の家賃の日割りは得ですか?

その月の日数で割る方式では、2月は1日あたりの家賃が高くなります。家賃 80,000円なら2月(28日)の日額は約 2,857円、31日の月は約 2,581円です。30日固定の方式なら月による差はありません。

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