テキスト比較(差分チェック)の使い方
- 元の文章を「変更前のテキスト」、修正後の文章を「変更後のテキスト」に貼り付けます。
- 下に差分が自動で表示されます。赤は削除、緑は追加、濃い色の部分が行内で実際に変わった箇所です。
- 必要に応じて「空白の違いを無視」「大文字・小文字を無視」をオンにし、「行内の差分」で単語単位か文字単位かを選びます。
- 「表示方法」で左右に並べるか 1 列で表示するかを切り替えます。長い文章では「同じ行を折りたたむ」をオンにしておくと、変更箇所の周辺だけを確認できます。
差分チェックの仕組み
このツールは、Git の diff でも標準で使われている Myers の差分アルゴリズム(1986 年発表)で比較しています。元の文章を新しい文章に変えるのに必要な「最小限の追加と削除」を求めるため、途中に 1 行挿入しただけで以降がすべて違うと表示されることはありません。
行の一部を書き換えた場合は「元の行を削除して新しい行を追加した」とみなすため、追加行と削除行が 1 行ずつ数えられます。画面では対応する変更前と変更後の行を同じ列に並べ、さらに行の中を比較して、実際に変わった文字だけを強調表示します。
日本語の文章を比較するときのポイント
日本語の文章は単語の区切りに空白がないため、ひらがな・カタカナ・漢字は 1 文字ずつ比較し、英単語や数字はまとまりで比較します。「てにをは」の修正や送り仮名の違い(「行う」と「行なう」など)、表記ゆれも 1 文字単位で正確に検出できます。
Word や PDF からコピーした文章は、途中で改行が入ったり全角スペースが混ざったりしがちです。行頭・行末の空白による差分は「空白の違いを無視」で消せますが、改行位置が異なると別の行として扱われるため、段落ごとに改行をそろえてから比較すると結果が見やすくなります。
単語単位と文字単位の使い分け
「単語」は英語を単語ごと、日本語を 1 文字ごとに比較するモードで、原稿や議事録、契約書の修正確認に向いています。「文字」は英字も 1 文字ずつ比較するモードで、color と colour のような 1 文字の違いや、URL、型番、ID、ソースコードの細かな変更を確認するときに便利です。
行全体を書き直した場合は行内の強調が細かくなりすぎて読みにくくなるため、「行内の差分」を「オフ」にして、行の色だけで追加と削除を確認するとよいでしょう。
入力した文章は送信されません
契約書や見積書、社内資料、ソースコードなど、外部のサイトに送信したくない文章も安心して比較できます。比較の処理はすべてブラウザ内で行われ、テキストがサーバーに送信・保存されることはありません。数千行程度の文章なら、一般的なパソコンで 1 秒もかからずに比較できます。
よくある質問
2 つの文章の違いを調べるにはどうすればいいですか?
変更前の文章を左、変更後の文章を右の欄に貼り付けるだけです。自動的に行ごとに比較され、削除は赤、追加は緑、行内で変わった文字は濃い色で表示されます。
Word や PDF のファイルをそのまま比較できますか?
ファイルの読み込みには対応していないため、本文をコピーして貼り付けてください。PDF からコピーした文章は余分な改行や空白が入りやすいので、「空白の違いを無視」をオンにすると見やすくなります。
1 文字しか変えていないのに、追加と削除が 1 行ずつ数えられるのはなぜですか?
行単位の比較では、書き換えた行を「元の行の削除」と「新しい行の追加」として数えるためです。Git などのバージョン管理ツールと同じ数え方で、実際に変わった文字は行の中で強調表示されます。
Excel の 2 つのリストの差分も比較できますか?
はい。それぞれの列をコピーして左右に貼り付ければ、片方にしかない行が追加・削除として表示されます。並び順が違う場合は、先に「重複行削除・行ソート」で並べ替えてから比較してください。
入力した文章はサーバーに送信されますか?
いいえ。比較はすべてブラウザ内で行われ、文章が端末の外に送信されることはありません。
スマホでも使えますか?
使えます。スマホでは 1 列表示が初期設定になり、削除された行の下に追加された行が表示されます。左右に並べる表示に切り替えて、横にスクロールして確認することもできます。
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