ローマ字変換(ヘボン式・パスポート)

名前の読みをひらがなかカタカナで入力すると、パスポート用の外務省ヘボン式をはじめ、2025 年に改定された内閣告示のつづり方、訓令式、ローマ字入力の綴りを一度に表示します。

漢字は読みが判定できないため、ひらがなかカタカナで入力してください。姓と名の間はスペースで区切ります。
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パスポート(外務省ヘボン式)での表記
パスポート(外務省ヘボン式)
— 長音は書かない・B/M/P の前の「ん」は M・大文字
令和7年告示(長音記号)
— 撥音は n・長音は ā ī ū ē ō
令和7年告示(母音を並べる)
— 長音は仮名どおり ou・oo・uu
訓令式
— si・ti・tu・hu・zi、長音は ^
ローマ字入力(キーボード)
— ん=nn、を=wo、ぢ=di、ー=-

パスポートは「まつうら → MATSUURA」のように語の切れ目にある母音を長音として扱わない例外があります。申請前に必ず各都道府県の旅券窓口の案内で確認してください。入力した文字は送信されず、ブラウザ内だけで変換します。

ローマ字変換(ヘボン式・パスポート)の使い方

  1. 「ひらがな・カタカナで入力」に、名前や地名の読みを入力します。姓と名の間はスペースで区切ります。
  2. 大きく表示されるのが、パスポート(外務省ヘボン式)での表記です。
  3. 下の一覧で、令和7年告示(長音記号/母音を並べる)、訓令式、ローマ字入力(キーボード)の綴りを比べます。
  4. 使いたい綴りの「コピー」を押してコピーします。人名・地名以外で小文字にしたいときは「語頭を大文字にする」を外します。

パスポートのヘボン式は「長音を書かない」

パスポートの氏名は、外務省の方針により原則としてヘボン式ローマ字で表記します。いちばん間違えやすいのが長音で、「おお」「おう」の O や「うう」の U は書きません。佐藤(さとう)は SATO、大野(おおの)は ONO、陽子(ようこ)は YOKO、優希(ゆうき)は YUKI です。カタカナの長音符「ー」も書きません。

ただし、名前の最後が「オオ」で終わる場合は OO と書きます(横尾 よこお → YOKOO、瀬尾 せのお → SENOO)。また、松浦(まつうら)→ MATSUURA、小団扇(こうちわ)→ KOUCHIWA のように、漢字の切れ目にある母音は長音として扱いません。このツールは読みだけを見て機械的に変換するため、こうした語の切れ目は判定できません。

「OHNO」「OHTA」のように H を使う表記は「非ヘボン式」として、窓口で申し出れば認められる場合があります。いったん決めた綴りは原則として変更できないため、迷ったときは申請前に旅券窓口に相談してください。

「ん」と「っ」の書き方:パスポートと新しい告示で違う

パスポートのヘボン式では、B・M・P の前の「ん」を M と書きます(難波 なんば → NAMBA、本間 ほんま → HOMMA、三瓶 さんぺい → SAMPEI)。それ以外の「ん」は N です(神田 → KANDA、信也 → SHINYA)。促音「っ」は次の子音を重ね(服部 → HATTORI)、CH の前だけは T を使います(八丁 はっちょう → HATCHO)。

一方、2025 年(令和7年)12 月の内閣告示「ローマ字のつづり方」では、「ん」は例外なく n、「っ」は例外なく子音字を重ねる書き方に統一されました。新橋は Shinbashi、抹茶は maccha になります。「ん」の後に母音や y が続くときは、読み間違いを防ぐために「'」で区切ることができます(単位 たんい → tan'i)。

このように、パスポートは外務省の独自ルール、駅名や道路標識は各機関のルール、学校や公用文は告示がよりどころ、というように場面ごとに綴りが違います。用途に合わせて使い分けてください。

令和7年の改定で何が変わったか(訓令式との違い)

1954 年(昭和29年)の内閣告示では、訓令式(si, ti, tu, hu, zi)が第1表、ヘボン式などが第2表に並んでいました。約 70 年ぶりに改定された令和7年内閣告示第4号では表が一つになり、社会で広く使われている shi, chi, tsu, fu, ji などのヘボン式に準じた綴りが採用されています。訓令式は対照表に参考として残る形になりました。

長音は、これまでどおり母音字の上に符号を付ける書き方(Tōhoku, Ōno, Yūki)が一般的とされたうえで、符号を使わない場合は仮名のとおりに母音字を並べてもよいことになりました(Touhoku, Oono, Yuuki)。「おおの」と「おの」、「ゆうき」と「ゆき」を区別できるようにするためです。新潟(Niigata)や平成(Heisei)のような「イ列+い」「エ列+い」は、母音字を並べて書くのが一般的とされています。

例:「とうきょう」は、パスポート式 TOKYO、告示(長音記号)Tōkyō、告示(母音を並べる)Toukyou、訓令式 Tôkyô、ローマ字入力 toukyou となります。

ローマ字入力の綴りは「表記」とは別もの

パソコンやスマートフォンのローマ字入力は、仮名を呼び出すための打ち方で、ローマ字の表記ルールとは別のものです。文化庁の Q&A でも、告示の改定は入力方法に影響しないと説明されています。

入力では、「ぢ」は di、「づ」は du、「を」は wo、「ん」は nn と打つと確実に変換できます。「ティ」は thi、「ディ」は dhi、小さい「ぁ」は xa(または la)です。このツールの「ローマ字入力(キーボード)」欄は、これらの打ち方で表示します。

よくある質問

漢字の名前をそのままローマ字にできますか?

できません。漢字の読みは人名ごとに異なり、辞書でも確定できないためです。「山田太郎」なら「やまだ たろう」のように、読みをひらがなかカタカナで入力してください。漢字が混ざっている場合は、その部分だけ漢字のまま残ります。

パスポートで「大野」を OHNO にできますか?

ヘボン式では ONO ですが、長音を H で表す「OHNO」は非ヘボン式として、申請時に申し出れば認められる場合があります。戸籍の読みとの関係や家族の表記などで判断されるため、旅券窓口で確認してください。一度決めた表記は原則として変更できません。

「しんいち」は SHINICHI と SHIN'ICHI のどちらですか?

パスポートでは SHINICHI と書きます。令和7年告示のつづり方では、「ん」の後に母音が続く場合に「'」で区切って Shin'ichi と書くことができます。読み間違いを防ぐ必要があるときに使う任意の符号です。

新橋は Shimbashi と Shinbashi のどちらが正しいですか?

どちらも使われています。B・M・P の前の「ん」を m にするのは従来のヘボン式の書き方で、駅名標などに今も見られます。令和7年の内閣告示では「ん」はすべて n とされたため Shinbashi になります。ただし告示は既存の表記をすぐに変えることを求めていません。

訓令式はもう使えないのですか?

使えなくなるわけではありません。令和7年の告示で表は一つ(ヘボン式に準じたもの)になりましたが、訓令式は五十音の規則性を表す綴りとして対照表に参考として残されています。個人の表記や専門分野で使うことは妨げられていません。

「まつうら」が MATSURA になってしまいます。

このツールは読みだけを見て、「うう」を長音として機械的に省略しています。松浦(松+浦)のように語の切れ目にある母音は長音ではないため、パスポートでは MATSUURA が正しい表記です。小団扇(KOUCHIWA)なども同じ例外です。

入力した名前は保存されますか?

サーバーには送信されません。次回のために最後の入力内容をお使いのブラウザにだけ保存します。

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