パスワード生成ツールの使い方
- スライダーで長さを決めます。12 文字以上、重要なアカウントには 16 文字以上がおすすめです。
- 使う文字の種類を選びます。手入力したり読み上げたりする場合は「紛らわしい文字を除外」をオンにします。
- 「コピー」でパスワードを使い、気に入らなければ「再生成」を押します。複数必要なときは「10 個生成」が便利です。
安全なパスワードの条件
パスワードの強さを決めるのは主に「長さ」と「ランダムさ」です。英大文字・小文字・数字・記号を使った 16 文字のランダムなパスワードは、組み合わせが 10 の 30 乗を超え、総当たり攻撃でも現実的な時間では破れません。一方、名前や誕生日、単語に数字を足しただけのパスワードは、辞書攻撃で数秒のうちに見破られてしまいます。
情報処理推進機構(IPA)などは、英大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた 10 文字以上のパスワードを推奨しています。そして何より大切なのが、サービスごとに別のパスワードを使うことです。使い回していると、1 つのサイトから流出したパスワードで他のサービスにも不正ログインされる「パスワードリスト攻撃」の被害にあうおそれがあります。
パスワードの強度とエントロピー
このツールでは強度を「エントロピー」で表しています。エントロピー=長さ × log2(使える文字の数)で、45 ビット未満は「弱い」、45〜70 ビットは「普通」、70〜100 ビットは「強い」、100 ビットを超えると「とても強い」と判定します。記号を増やすより文字数を増やすほうが効果的なので、記号が使えないサイトでは少し長めに設定しましょう。
生成したパスワードは安全?
パスワードはブラウザに組み込まれた crypto.getRandomValues()(OS が提供する暗号論的に安全な乱数)で生成し、偏りが出ないよう棄却サンプリングを行っています。処理はすべて端末内で完結し、パスワードがネットワークに送信されたり記録されたりすることはありません。
生成したパスワードは、パスワード管理アプリやブラウザのパスワード保存機能で管理すると安心です。二段階認証(2 要素認証)が使えるサービスでは、あわせて設定しておきましょう。
よくある質問
パスワードは何文字にすればいいですか?
一般的なアカウントは 12 文字以上、メールやネットバンキング、パスワード管理アプリなど重要なものは 16 文字以上がおすすめです。Wi-Fi のパスワードは 20 文字以上にしても問題ありません。
生成されたパスワードは記録されますか?
いいえ。パスワードはブラウザ内だけで生成され、どこにも送信されません。端末に保存されるのは、チェックボックスなどの設定だけです。
記号が使えないサイトではどうすればいいですか?
「記号」のチェックを外し、そのぶん長さを増やしてください(例:16 文字 → 20 文字)。同程度の強度を保てます。
紛らわしい文字とは何ですか?
数字の 0 と英字の O、数字の 1 と英小文字の l、英大文字の I など、見た目が似ている文字のことです。手入力するパスワードでは除外しておくと打ち間違いを防げます。
パスワードは定期的に変更したほうがいいですか?
総務省も、強力で使い回していないパスワードであれば定期的な変更は不要としています。ただし、サービスから流出の連絡があった場合や、他人に知られたおそれがある場合はすぐに変更してください。
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